プログラム概要
■ 開会挨拶 (10:00-10:05)
iWakka Forum 2026 の開催趣旨を共有するとともに、本フォーラムが「研究成果の発表」にとどまらず、研究・臨床・工学・産業・地域をつなぎ、社会実装へ向けた具体的な連携とアクションを生み出す場であることを提示する。
■ 特別講演 (10:05-10:25)
講師 森田 良文 氏(名古屋工業大学)
題目 「なぜ今、“力を調整する能力”なのか ― iWakka に込められた想いと社会実装への挑戦 ―」
概要 iWakka の原点は、臨床現場で感じられていた「握力だけでは説明できない不器用さ」への疑問であった。本講演では、iWakka 開発の背景にあった臨床的課題と、故・矢崎潔先生らとともに進めてきた研究開発の経緯を共有する。また、「力を調整する能力」を評価することが、身体機能だけでなく、人の生活や認知、さらには社会参加を理解する新たな視点となり得るのかを提示し、本フォーラム全体の導入とする。
■ 基調講演①(教育講演) (10:25-11:10)
講師 宮口 英樹 氏(高知健康科学大学)
題目 「”力を出す”から”力を調整する”へ ―身体と感覚・運動・認知による把持調整能力の統合的理解 ―」
■ 一般講演①(現状理解・エビデンス・理論) (11:20-12:20)
小森 健司 氏(SATORI)
題目 「なぜiWakkaは生まれたか?」ーセラピスト側の物語ー(仮題目)
概要 セラピストはなぜiWakkaを必要としたか?”i”に含まれる4つの意味と今後への期待を概説する。
金野 達也 氏(東京都立大学)
題目 (現在調整中)
戸嶋 和也 氏(偕行会リハビリテーション病院)
題目 「“力を調整する能力”は何を反映しているのか?」
概要 把持調整能力は、感覚統合や予測制御など複雑な神経機構を反映している可能性がある。本講演では、「iWakka は何を測っているのか?」という理論的背景を整理する。
森永 雄 氏(仙台青葉学院大学)
題目 PTは“手”から何を見ているのか? iWakka課題がもたらす立位姿勢制御の変化
概要 理学療法士は、手の使い方と姿勢・歩行などの全身機能との関連を意識することがある。本講演では、iWakkaを用いた把持調整課題が立位姿勢制御に及ぼす影響について基礎的な検証データを交えて紹介し、手の機能評価が姿勢や歩行などの全身機能の理解につながる可能性について考察する。
山際 英男 氏(東京都立東部療育センター)
題目 「把持調整能力評価は小児発達支援に何をもたらすのか?」
概要 小児領域では、不器用さや感覚運動の問題が生活や心身の発達に大きく影響する。本講演では、小児発達領域における把持調整能力評価の可能性を提示する。
鈴木祥夫 氏(札幌渓仁会リハビリテーション病院)
題目 「iWakka は本当に臨床現場で使えるのか?」
概要 新たな評価法は、測定できるだけでは普及しない。本講演では、臨床導入で見えてきた課題や未解決問題を共有し、実装に必要な条件を提示する。
■ポスター発表 (12:20-13:20: ランチタイム)
iWakka に関連する多様な研究・実践・アイデアを共有し、参加者同士の交流・議論を促進する場とする。臨床利用、教育応用、地域実践、機器開発など幅広い内容を対象とし、新たな連携や共同研究につながることを期待する。
■ iWakka体験会 (12:20-13:20: ランチタイム)
iWakka を実際に体験することで、「力を調整する能力」を直感的に理解し、評価・トレーニングの可能性を実感する場とする。また、研究・臨床・教育・産業への応用イメージを共有し、新規ユーザや共同研究の創出につなげる。
■ 企業展示 (12:20-13:20: ランチタイム)
ヘルスケア分野の企業・団体による製品・技術・サービスを紹介し、研究者・臨床家・企業・自治体の交流を促進する。iWakkaに限定せず、人々の健康と生活を支える幅広い取り組みを対象とする。
■ 基調講演②(展開講演) (13:20-14:05)
講師 網本 和 氏(仙台青葉学院大学)題目 (現在調整中)
■ 一般講演②(応用・実装・未来) (14:05-14:45)
戸嶋 和也 氏(偕行会リハビリテーション病院)
題目 「地域実証から見えた“導入される技術”の条件」
概要 飛島村での実証評価を通して、iWakka導入の実際と課題を共有し、地域現場で継続的に使われる条件を提示する。
●● ●● 氏(ものづくり企業から)(現在調整中)
打田 正樹 氏(鈴鹿工業高等専門学校)
題目 「iWakka はどこまで進化したのか? ― 最新 iWakka-IMU・iWakka-Mini・iWakka-Vibe の開発 ―」
概要 最新の iWakka-IMU、iWakka-MINI、iWakka-Vibe の開発事例を紹介する。小型化・高機能化によって実現した新たな機能と応用可能性を示し、iWakkaの将来像について展望する。
森田 良文 氏(名古屋工業大学)
題目 「iWakka の次のステップをどう作るか?」
概要 本フォーラム全体を通して見えてきた論点を整理し、研究・臨床・工学・企業がどのように連携すべきかを提示する。
■ シンポジウム (15:00-15:40)
題目 「iWakka を社会に広めるには何が必要か?」
シンポジスト 網本 和 氏(仙台青葉学院大学),宮口 英樹 氏(高知健康科学大学)森田 良文 氏(名古屋工業大学),ほか調整中
モデレーター 調整中
概要 iWakka を単なる研究機器として終わらせず、社会に根付く評価技術へ発展させるために必要な条件を議論する。研究・臨床・工学・企業それぞれの立場から、「なぜ必要か」「どのような価値を生むのか」「現場で使われ続ける条件とは何か」を共有し、今後必要となる連携やアクションを探る。
■ クロージング
本フォーラム全体を通して得られた知見と課題を整理し、「iWakka を社会に届けるために次に何を行うべきか」を共有する。研究・臨床・工学・企業・地域をつなぐ今後の方向性とアクションを提示し、フォーラムの締めくくりとする。
